紅炎も胴衣も消火器も、期限つきで1点ずつ。
Kedgelog(ケッジログ)
シーズン前に、何が切れるかがわかる。
アカウント不要。サーバーなし。同期なし。Kedgelog は何が必要かを判定しません。
期限は法令の値ではありません。製品に刻印された値です
「法定備品の有効期限」という言い方をよく見かけますが、期限を法令が定めている地域はほとんどありません。日本小型船舶検査機構の検査Q&Aは、信号紅炎の「有効期間は各製造業者が定めております」と明記しています。米国の 46 CFR 160.021-5(b) は製造者に対する上限規定(製造から42か月以内)であって、使用者側の 33 CFR 175.125 は「刻印された期限が切れていないこと」としか書いていません。
だから Kedgelog は、法定リストを判定しません。あなたが刻印を読んで入れた日付だけを使います。この設計なら、私用プレジャーボートの法定装備一覧が存在しない英国(13.7m未満)・ドイツ・ニュージーランドでも、機能がそのまま働きます。
刻印が「10/24」なら、10月のまま持ちます
実際の刻印は月精度が大半です。ハルキーロバーツ社のボビンは EX10/24、UML・HAMMAR のカートリッジは REPLACE BY 06 2021。ここに日を足すと、1日にすれば早く警告し、月末にすれば遅く警告することになります。
Kedgelog は年・月・日を別々に持ちます。月精度で入れた刻印は、画面にも PDF にも 2029-03 のまま出ます。計算では月末を実効日として扱いますが、捏造した日を印字することはありません。
「期限がない」と「期限を入れていない」は別の状態です
アンカー・オール・バケツ・コンパスに有効期限はありません。一方、買ったばかりの紅炎はまだ箱を見ていないだけかもしれません。この2つを同じ「空欄」に押し込むと、あと何点の期限が未入力なのかを数えられなくなります。
Kedgelog は装備ごとに「この装備に有効期限はない」を明示的に選べるようにし、未入力とは別に数えます。日付を入れたあとで「期限なし」に切り替えても、入力済みの日付は退避され、黙って消えることはありません。
画面に出るのは合否ではなく、集計です
Kedgelog は艇に何が積まれているべきかを知りません。知らないまま「準備完了」「異常なし」と出すのは、事実に反します。
そこで発航前の画面には、判定語も緑の単独表示も置いていません。出るのは 「登録 12 点 ・ 未入力 3 点 ・ 期限警告 0 点」 という3つの数だけです。警告が0件でも、未入力が3点あることが同時に見えます。画面のフッタには常に 「このリストはあなたが入力したものです。Kedgelog は何が必要かを判定しません。」 と出ます。
通知は、装備が増えても壊れません
期限の90日前・30日前・7日前・当日にお知らせします。同じ日に来るものは1件にまとめるので、装備を増やしても通知が溢れません。装備を削除したり期限を直したりしたときは、その場で予約を組み替えます(アプリを次に開くまで古い通知が残る、ということがありません)。
プレジャーボートは季節性が強く、冬に艇へ行かない所有者はアプリも開きません。だから四半期に1回、アプリを開いて確認するよう促す通知を別に持っています。発航前の画面には「日付のある N 点のうち M 点に通知を設定しています」と、取りこぼしの有無がそのまま出ます。
発航前チェックは、通らなくても記録を止めません
チェック項目は自分で決めます。前回の項目を引き継ぐので、毎回ゼロから作る必要はありません。
緊急時にチェックを理由として記録開始をブロックするのは本末転倒なので、スキップして出港できます。ただしスキップした事実は記録に残り、航海の詳細に「スキップ」のバッジが付きます。実施時刻は自分で入力でき、それとは別に端末時刻も保存するので、あとから書いた記録とその場で書いた記録を区別できます。
参考チェックリストは、出典と確認日つきで
米国(33 CFR Part 175)・日本(小型船舶安全規則)・フランス(Division 240)・豪州 NSW・豪州 Victoria の18区分・213項目を同梱しています。条文名・機関名は訳さず原語のまま出し、出典 URL と出典確認日を常に併記します。
これは候補の提示であって自動適用ではありません。採用する項目は選べますし、採用後の編集・削除も自由です。テンプレートを更新しても、あなたが手を入れた項目は自動で書き換わりません。
収録が無い地域の表示は3種類に分けています。「規定が存在しないことを確認した」(英13.7m未満・独・NZ)、「有無を確認できていない」(蘭)、「まだ収録していない」。この3つは別のことなので、どれにも「未対応」とは書きません。
航跡は、途切れたことを隠しません
位置情報は「アプリの使用中のみ」しか要求しません。つまりアプリを閉じれば航跡は止まります。「勝手に日誌が書かれます」とは言えないので、そうは書いていません。
記録が2分以上途切れた区間は距離に加算せず、「この航海には N 分の記録欠落があります」と画面と PDF の両方に出します。距離は記録点間の大円距離の合計で、0.5ノット未満の区間(停泊中の点揺れ)は加算しません。実感と合わないときは手で上書きできます。
GPX には係留地の座標がそのまま入ります
航跡を SNS やフォーラムで共有すると、艇の常置場所が公開されます。これは盗難のリスクに直結します。
Kedgelog は書き出しシートに、設定で消せない注記を出します。あわせて「出発地・到着地の前後 N 点を落として書き出す」選択肢(0 / 5 / 20点)を用意しています。座標を丸める選択肢は用意していません — 丸めた航跡は航海記録としての価値を失うので、除外するかしないかの二択にしました。
料金
無料で、艇1隻・装備の登録数は無制限・期限通知・発航前チェック・参考チェックリスト・全データの JSON 書き出しが使えます。装備数に上限を置くと第1の機能そのものが無効化するので、そこは切っていません。
買い切りのフルアクセスで、艇が無制限になり、GPX・CSV・PDF の書き出し、写真の一括書き出し(ZIP)、装備の艇間移動が使えるようになります。サブスクリプションはありません。
無料に戻っても記録は削除しません。2隻目以降が読み取り専用になるだけで、閲覧・書き出し・期限の通知はそのまま続きます(編集できなくても期限は来るからです)。
お断り
Kedgelog は一般財団法人日本小型船舶検査機構(JCI)をはじめ、いかなる検査機関とも無関係であり、いかなる機関の証明・検査・裏書きも受けていません。書き出した PDF は利用者が入力した記録であって、証明書ではありません。
本アプリは通信を行わず、アカウント登録もありません。ただし端末で iCloud バックアップが有効な場合、他のアプリと同じく本アプリのデータもそこに含まれます。
動作環境
iOS 17.0 以降の iPhone。34言語に対応しています。
アプリの画面



Kedgelog(ケッジログ)
近日公開。公開したらこのページでお知らせします。